こうぞ畑


こうぞ蒸し


刈り取りこうぞ
私の家は代々紙漉きを行なってきた。故父友太郎は本家より分家し、現在の場所で冬場に紙を漉き、夏場に農林業を営み生計を建てていた。

私は昭和32年3月に、その当時集団就職が金の卵とささやかれていた時代、三隅中学校を卒業して県立八雲村補導所(製紙課)へ入所した。講師の安部勇氏、和田岩雄氏のもとで紙製造技術を学び、家業の手伝いをした。

昭和40年に広島・因島の会社に就職し、いろいろな場面や機会、周りのものが新鮮に感じ、生き生きとした生活を送った。

亡くなった父は70才で体力が衰えたころから、家内との2人が中心となり事業を続けている。

全国の紙産地を見学したり、興味のあるものは出来るだけ見たり、聞いたりしてきたが、新しいものだけを作り出すのではなく、60才過ぎの手習いかもしれないが、過去の良いものは再現する考えでこれからの紙漉きの人生を生きたい。

(平成13年3月31日発行の重要無形文化財 石州半紙より)


かわひら

川平 正男(かわひら まさお) 1941年生

工房:かわひら
石州半紙技術者会会員・石州和紙伝統工芸士

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