ウズベキスタン共和国
製造工程
原 料
原木剥ぎ
原料そぞり
煮 熟
塵取り
叩 解
抄 造
紙床移し
圧 搾
乾 燥
加 工
製 品
水車小屋
機材の贈呈
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石州和紙久保田
サマルカンドペーパー(Meros)
サマルカンドペーパーの歴史
石州半紙技術者会
久保田 彰
レギスタン広場(サマルカンド市)
2003年5月、ウズベキスタン共和国の観光資源の一つである民工芸品の製造及び販売を促進しているNGO「MEROS」からJICAウズベキスタン事務所に同国の伝統的な手すき紙(サマルカンドペーパー)の復興に関して協力要請がなされました。
NGO「MEROS」とは活動拠点をサマルカンドに置き、伝統的工芸品の復興と振興を図る目的で1996年に設立され、現在85名の工芸家で組織されており手すき紙・陶器・楽器・人形・草木染め、刺繍など20種類の工芸品を製作している団体であります。現在製造されているサマルカンドペーパーは品質が一定してなく、生産量も少なく観光資源としての価値が劣っております。
今後の伝統的工芸品の振興を図るため「MEROS」からの要請を受け、ウズベキスタン共和国の観光資源の調査、特にサマルカンドペーパー手すき紙製造技術の向上と商品開発、デザイン開発等の調査及び指導の協力ため、2003年11月25日から12月16日までのウズベキスタン共和国を訪れ、観光資源の調査と手すき紙の調査・指導を実施しました。
調査しましたサマルカンドペーパーの製造工程等を石州和紙製造との比較を
写真によりご紹介します。
紙工房(水車小屋)
2004年3月末オープン